目次
- 「そのプリセットで、6000万画素を殺していませんか?」
- 収録プリセット(全10種・Ultra Edition)
- 使い方(インストール手順の概要)
「そのプリセットで、6000万画素を殺していませんか?」
Leica M11が搭載する60MP BSI-CMOSセンサー。その圧倒的な解像力とダイナミックレンジは、写真の世界を一変させました。
しかし、従来の(2400万画素時代に合わせて作られた)Lightroomプリセットを当てた瞬間、**「なんとなく画が緩い」「エッジが太すぎる」「ノイズが汚い」**と感じたことはありませんか?
それは、プリセットの設計思想が、現代の高画素センサーに追いついていないからです。
今回リリースする**「Ultra Edition」は、単なる色味の調整ではありません。 M11のセンサー特性を徹底的に解析し、「ピクセル等倍で見た時の美しさ」に執着して開発された、高画素機のための超緻密・現像プロファイル**です。
「Ultra Edition」の決定的な違い
本パッケージに含まれる10種類のプリセットは、すべて以下のM11最適化チューニングが施されています。
- 【Radius 0.8】極小半径によるシャープネス設計
一般的なプリセットはシャープネスの半径(Radius)が「1.0」以上に設定されていることが多く、高画素機では線が太くなり、せっかくの繊細な描写が損なわれてしまいます。 本プリセットでは、半径を**「0.8」という極小値に固定。 これにより、SummiluxやSummicronが描く「髪の毛一本、まつ毛一本の解像感」**を、驚くほどシャープに、かつ自然に際立たせます。 - 【Masking 20】偽色とアーティファクトの排除
高画素機でシャープネスを上げると発生しやすい「エッジの偽色」や「不自然な縁取り」。 これを防ぐため、エッジマスク(Masking)を「20」に設定し、必要な部分にだけ鋭さを与え、平坦部は滑らかに保つ処理を組み込みました。 - 【High-Res Noise Control】高画素特有の粒状感の制御
6000万画素ともなると、低感度でも空のグラデーションなどに微細なノイズが乗ることがあります。 解像感を殺さずにこのノイズだけを消すため、**カラーノイズ低減(25)と輝度ノイズ抑制(10)**の黄金比を全プリセットに適用。 M11の広いダイナミックレンジを損なうことなく、クリアで有機的な画作りを実現します。
収録プリセット(全10種・Ultra Edition)
M11の色再現性をベースに、ライカの銘玉が持つ「空気感」を再現しました。
Landscape Deep Color Ultra:解像のピーク。遠景の葉の一枚一枚まで分離する、鮮烈な風景描写。


Mono HighContrast Ultra:M11 Monochromに肉薄する、黒の締まりとハイライトの階調を両立した硬調モノクロ。


Mono Classic Ultra:オールドレンズのような柔らかな階調を、最新センサーの解像力で描く贅沢な設定。


Snap Vintage Ultra:高精細なのに、どこか懐かしい。現代の解像度とフィルムの質感が同居するスナップ用。


Snap HighContrast Ultra:都市のビル群のエッジを鋭く切り取る、立体感重視のモダン・ストリート設定。


Portrait LowKey Ultra:シャドウ部の階調を潰さず、肌の質感を克明に描く重厚なポートレート。


Portrait Dreamy Ultra:開放F値の滲みをシミュレートしつつ、合焦面はキリッとさせる魔法のような肌表現。


Portrait Classic Glow Ultra:ハイライトに上品な艶(Glow)を与え、M11の硬さを和らげるポートレート設定。


Landscape Soft Glow Ultra:風景の中に「光の粒子」を感じさせる、高画素機ならではの繊細な光の拡散。


Snap Cinematic Ultra:映画的カラーグレーディングを高解像度で。大画面で鑑賞したくなるドラマチックな画作り。


推奨カメラ・環境
ベストマッチ: Leica M11 / M11-P / M11 Monochrom
高相性: Leica M10-R, SL2, Q2, Q3, Sony α7Rシリーズ, Nikon Z8/Z9 等の4000万画素以上のカメラ
ソフト: Adobe Lightroom Classic / CC (PC/iPad/Mobile)
最後に
6000万画素のデータを扱うということは、それだけの情報量を「どう捌くか」という責任を負うことです。
この「Ultra Edition」は、あなたのM11が持つポテンシャルを解放する鍵となります。 縮小されたSNS画像では伝わらない、「等倍鑑賞」に耐えうる本物の画質を、ぜひ体感してください。




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