レトロな銀板写真の空気感を、現代の写真に
Glass-Plate Quiet Sepia Collection Preset(5種セット)
現代のデジタル写真には写り切らない質感があります。
黒が浮き、光が滲み、時間そのものが染み込んだような “古い銀板写真(Glass-Plate)独特の空気”。
その退色した茶褐色の階調こそが、見る人の感情をゆっくりと揺らし、写真に「物語性」を生み出します。
本プリセットは、初期写真技法である銀板写真/乾板写真の特徴を徹底的に分析し、それを現代のLightroom上で再構築したものです。
一度の適用で、AI画像・スマホ写真・ミラーレス写真のいずれにも、古写真のような“深み”と“空気の層”を付与します。
レトロ写真を忠実に再現しているために露出を抑えてあります。ご使用の際には露出量を増やしてお使いください。意図的に暗い写真になっています。
Glass-Plate(銀板/乾板写真)とは
19世紀後半から20世紀初期に使われた写真技術で、ガラス板に感光乳剤を塗布し撮影する手法。
現存する写真には次のような特徴があります。
1. Quiet Sepia – Portrait
人物写真向け。
肌の階調を崩さず、柔らかい霞と退色感だけを乗せる設計。
TextureとClarityを大きく抑え、フィルムの「経年変化」を疑似的に再現。



2. Quiet Sepia – Urban Classic
建築物・街撮り向け。
ディテールを残しつつ彩度だけを深く落とし、古い街角の質感を演出。
都会風景に特有の硬さを抑えるため、コントラストは緩やかに設計。



3. Quiet Sepia – Forest Walk
木々・並木道・群衆スナップ向け。
ハイライトを大きく抑え、黒を持ち上げることで、霧の奥行きや湿度感を生成。
グレイン量も多めで、映画スクリーンのような空気感に近づけています。



4. Quiet Sepia – Street Neutral
どのジャンルでも使いやすい汎用タイプ。
彩度を落としつつ、トーンが破綻しないバランス設計。
最初の適用に迷った時に選ぶ一つ。



5. Quiet Sepia – Sepia Base(統合版)
シリーズの“基礎色”となるプリセット。
より強めの退色処理を施し、古写真らしい印象へ即変換。
他の4種のベースとなるセピアトーンを最短で再現します。



技術仕様(どのように再現しているのか)
本プリセットは次の項目を基軸に設計されています。
- 彩度を大幅に減らし(−60〜−90)、色情報をほぼ失わせる
- Color Gradingで黄土・アンバー系を影/中間/ハイライトへ追加
- 黒レベルを持ち上げ、フィルムの退色感を再現
- 白飛びしないカーブで、ハイライトの階調を保持
- Texture / Clarity を抑え、乾板表面の曇り感を演出
- グレインを追加して粒子を可視化
- Dehazeを弱めに設定し、ガラス越しの低コントラストを模倣
これらの処理により、AI画像やスマホ写真にも「距離が生まれる」ようなレトロ表現が可能です。
対応環境
対応アプリ:
- Lightroom Classic(推奨)
- Lightroom CC(デスクトップ版)
- Adobe Camera Raw(Photoshop)
形式:
- .xmp(PC版プリセット)
インストール方法(PC版)
- Lightroom Classic を開く
- 現像モジュール → プリセット →「+」→ 読み込み
- ZIP 内の .xmp を読み込む
- 任意の写真に適用し、強度は基本補正で微調整
どんな写真が変わるのか
- AI生成写真 → デジタル感が薄れ、物語性が生まれる
- スマホ写真 → 記録写真が“作品”に近づく
- ポートレート → 光が肌へ染み込んだような古典質感へ
- 風景・街角 → 映画のワンシーンのようなレトロ化
差別化できる理由(本プリセットの価値)
Lightroomにはセピア系プリセットは多く存在します。
しかし多くは色味を変えるだけで、質感処理が伴いません。
本作は「古写真らしさとは何か」という根本に踏み込み、
- 黒の浮き
- 霞みのレイヤー
- 粒子の荒れ方
- 光の抜け方
- 写真そのものの“距離感”
まで再現し、単なる色替えでは終わらない設計になっています。
最後に
写真に“時間”を加えるプリセットです。
一度適用すれば、ただの一枚が「過去の記憶の断片」へ変わります。
AI画像でもスマホ写真でも問題ありません。
今ここにない“物語性”を加えたい方へ。
ダウンロードは本文内リンクよりお受け取りいただけます。




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